ヒゲを抜くという処理をしている人はたくさんいるのではないでしょうか?
しかし抜くという方法には肌にダメージを与えてしまうというデメリットがあります。
今回の記事ではヒゲを抜くメリットとデメリットを比較し、まとめて紹介します。ぜひチェックしてみてください。
ヒゲを抜くメリットもあるんです

ヒゲを抜くという処理の方法はデメリットだけではありません。ヒゲを抜くことで良いこともあります。
それではヒゲを抜くことにより得られるメリットを紹介しましょう。
剃るよりも見た目が綺麗(青髭にならない)

毛が濃い人は表面の毛をカミソリやシェーバーでヒゲを剃っても、皮膚の中にある毛が透けて見えるため、剃り後が青く見える場合があります。いわゆる青髭と呼ばれる状態です。
ヒゲは皮膚の中でも4ミリ~5ミリほどまで伸びます。毛が濃い人が剃るという処理をした場合、どうしても青髭の状態になることは避けられません。
しかし、抜くという処理の場合、毛の根元から抜くので青髭になりにくくなります。剃り残しも無くなります。
ですので剃ったときよりも見た目は綺麗です。
処理の間隔が長い

毛を根元から抜くと次の毛が生えるまで時間がかかるため、処理の間隔が長くなります。
カミソリやシェーバーの場合、剃った次の日には伸びてきてしまうため、基本的に毎日剃らなけらばいけませんが抜く場合は個人差はありますが、2日~3日ほど処理をしなくても大丈夫です。
費用が安い

ヒゲを抜くのに使う道具はピンセット(毛抜き)のみなので、費用をかなり抑えられます。毛抜きは数百円から購入できて高くても数千円です。
またカミソリやシェーバーは刃の切れ味が落ちてきたら交換をしなければいけませんが、毛抜きは一度購入すれば交換をする必要はないのでお金の節約になります。
気持ち良い

ヒゲを抜くときはもちろん多少の痛みがありますが、根元から綺麗に抜けたときの気持ち良さが癖になる人も多くいます。
ヒゲを抜く5つのデメリット

ヒゲを抜くメリットを紹介しましたが、やっぱりデメリットもあります。5つのデメリットについて説明しましょう。
時間がかかる

ヒゲを抜くという処理の方法は、剃るよりも時間がかかります。カミソリやシェーバーで剃るだけなる数分で終わりますが、抜く場合は毛を1本1本処理をしていくので数十分~数時間がかかります。
埋没毛になりやすい

埋没毛とは、その名のとおり毛が肌の下に埋まってしまった状態のことをいいます。毛抜きでヒゲを抜くのは肌にとても負担をかけます。
毛を抜く際に肌がダメージを受けると、毛穴を守ろうとして角質が分厚くなります。そうすると成長した毛が外へ出られず皮膚内に残って埋没毛になります。
場合によっては2、3センチほど長さまで毛が皮膚の中で伸びることもあります。埋没毛は通常1か月~2か月ほどで自然に治りますが肌が非常に汚く見えます。
埋まっている毛を無理やり取り除くのは厳禁です。肌荒れなどを起こす原因になります。早く埋没毛を治したい場合、保湿クリームなどをつけるのが効果的です。
色素沈着(シミ、黒ずみ)の原因になる

ヒゲを毛抜きで抜くとき肌に強い刺激を与えると、肌を守ろうとしてメラニン色素が発生します。
このメラニン色素が分泌した部分の肌が黒ずんだり、赤紫色になったりすることを色素沈着といいます。
通常このメラニン色素は肌の新陳代謝(ターンオーバー)によって数週間~数か月で肌から剥がれ落ちていきます。
しかしこのターンオーバーが正常に機能していないと、このままメラニン色素が定着してシミの原因になります。
髭を抜くときは、肌へ与えるダメージをできるだけ減らすことが大切です。
毛嚢炎(もうのうえん)になりやすい

毛嚢炎とは、毛穴にブドウ球菌などの細菌が入り炎症を起こして白いニキビのような症状なることをいいます。
使用する毛抜きが不衛生だったり、手に菌がついた状態でヒゲを抜いていると毛穴に細菌が入り毛嚢炎になりやすくなります。
ヒゲを抜くときはしっかり手を洗い、毛抜きを清潔にすることが重要です。
抜毛症(ばつもうしょう)になる可能性がある

抜毛症とは精神疾患の一種で無意識にヒゲを含む体毛を自分で抜いてしまう病気です。
ヒゲを抜くという行為を気持ち良いと感じて、毎日のように抜いていると気づかないうちに抜毛症になっていることもあります。
自分が抜毛症だと思った場合は、一人で抱え込まず精神内科を受診してみましょう。
ヒゲを抜くと濃くなるって本当?

ヒゲを抜くと濃くなるという情報には科学的根拠はまったくありません。しかし可能性はあります。
順天堂大学 坪井良治 助教授の実際に行ったマウスを使った実験では一定期間毎日、皮膚に刺激を与えると一時的に毛が太くなったという結果が発表されています。
この実験で使われた刺激とは電動カミソリで毛を剃るということです。
マウスの毛は剃っただけで太くなったのです。人間の毛も剃る、抜くなどの刺激を与えると濃くなる可能性は十分あります。
ヒゲを抜くのは辞めたほうがいいの?

ヒゲを抜くという処理の方法はカミソリやシェーバーなどで剃るよりも一時的にはキレイになりますが、埋没毛、色素沈着、毛嚢炎といったリスクが大きいためおすすめできません。止めたほうがいいです。
しかしどうしてもヒゲを抜きたいという方は、正しい方法で肌に負担をかけずに抜くことが大切です。
ヒゲの正しい抜き方って知ってました?

ヒゲを抜くという処理方法はおすすめできませんが、どうしても抜きたいという方のためにヒゲの正しい抜き方を紹介します。
毛を抜くのはお風呂に入った後など毛穴が広がっているときがベストです。
お風呂に入る前や朝にヒゲを抜く場合は蒸しタオル(ホットタオル)で毛穴を開いてから抜くのがおすすめです。毛穴が広がっているときのほうが肌へ与えるダメージを減らせます。
毛の正しい抜き方
①手を洗い、毛抜き(ピンセット)を消毒する
毛穴に細菌が入ると毛嚢炎などの原因になるので使用する毛抜きなどは常に清潔にしましょう。
消毒をする際はエタノールなどを使用するのがおすすめです。手では抜かないようにしましょう。
②毛を生えている方向に合わせて抜く
毛の流れに逆らって抜くと肌にダメージを与えて肌トラブルの原因になります。極力肌に与えるダメージを減らすことが大切です。
③抜いた後は化粧水などでケアをする
少なからず肌へダメージを与えてしまうので化粧水や乳液、ローションで簡単なケアをしましょう。アフターケアは非常に大切です。肌荒れには注意しましょう。
ヒゲを抜くのはおすすめできません。どうしても抜きたいときは毛抜きや手を清潔にすることが重要です。
抜くよりもおすすめなヒゲの処理方法

さきほどヒゲを抜くのはおすすめできないとお伝えしました。ヒゲを抜くよりもおすすめの処理方法を紹介します。
クリニック(病院)での医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛とは、クリニック(病院)でしかできない高い効果のある永久脱毛法です。
強いレーザー(光)を使用するため脱毛方法のため、医師免許か看護資格を持った人のいるクリニックや美容皮膚科でしか受けることができません。
レーザー脱毛の仕組みは強い光を毛根のメラニン色素に当て、その熱で毛を無くしていくという脱毛方法です。
個人差はありますが半年から1年ほどかけて、6回から10回ほど回数の施術を受ければヒゲをなくしてツルツルにすることができます。
金額はクリニックによってさまざまですが安いところでは、3万円ほどから受けることができます。
また男が脱毛クリニックなんかに行くのは恥ずかしいと感じる方もいると思います。
ですが最近はそういった方のためにメンズ専用のクリニックもありとても人気です。また無料や低価格の脱毛体験を行っているクリニックもあるので気軽に試してみることもできます。
レーダー脱毛おすすめの理由
金額が安い
3万円ほどから受けることができて高くても、7、8万円でヒゲをツルツルにすることができます。長期的に見るとシェーバーやカミソリをするよりも安上がりです。
安全である
クリニックでの脱毛になるので、肌や毛に何か問題が起きた場合その場で医師に診断をしてもらうことができます。医師や看護師に脱毛をしてもらえるので安心感があります。
麻酔が使用できる
レーザー脱毛は痛いというイメージがありますがクリニックによっては、麻酔を使用して痛みを軽減することができます。
肌が綺麗になる
施術を受け終わってツルツルになれば基本的にヒゲの処理をすることはなくなります。
今までカミソリや毛抜きを使って毛を処理する際に肌に与えていたダメージが一切なくなるので肌が綺麗になります。
男性専用クリニックがある
女性がいるクリニックで脱毛をするのは恥ずかしいと感じる男性も多くいると思います。ですが最近は男性専門の脱毛クリニックが多くあります。
こういったクリニックなら男性でも気軽に行くことができます。レーザー脱毛は料金も安く、脱毛効果高いためおすすめです。
レーザー脱毛でおすすめはゴリラクリニックです。永久脱毛が可能で、全国に店舗があり、男性専門の脱毛クリニックになります。
ヒゲ脱毛のゴリラクリニックの体験談はこちら
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エステサロンでの光脱毛(フラッシュ脱毛)

脱毛は、医療レーザー脱毛ほどの脱毛効果はありませんが痛みが少なく低額から受けることできるのが特徴です。
仕組みは基本的にレーザー脱毛と同じで毛根のメラニン色素に光を当て毛が生えてくるのを抑え薄くしていきます。
こちらも効果には個人差がありますが、10回から20回ほど施術を受ければヒゲを無くすことができます。金額はさまざまですがサロンによっては月額数百円から受けられるお店もあります。
光脱毛おすすめな理由
値段が安い
サロンによっては月額数百円から受けられるコースもあるので学生などでも気軽に脱毛をすることができます。またお店によっては学生割引があったりします。
痛みが少ない
ヒゲ(顔)は脱毛をする時体で一番痛い部位といわれますが光脱毛なら少ない痛みで毛を無くすことができます。
施術時間が短い
光脱毛は照射範囲が広いため1回の施術時間が15分などと短い時間で終わります。光脱毛はかなり低額から受けられるので学生などにおすすめです。
光脱毛ならメンズクリアがおすすめです。メンズクリアも男性専門で駅近、通う期間・回数も少なく、口コミでも大人気になります。
VIOですが、メンズクリアの体験談はこちら
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まとめ

ヒゲを抜くメリットとデメリットを紹介しました。ヒゲを抜くという処理方法は、本当に多くのリスク(危険性)があり肌に悪いためあまりおすすめできません。
抜くよりも脱毛をするのがおすすめです。脱毛は施術が終わってしまえば、ヒゲのいろんな悩みが解消できること間違いなしです。気になった方はぜひ試してみてください。