除毛クリームはムダ毛を綺麗に処理できる非常に便利な商品です。しかし肌に合っていない商品を使ったりすると、まれに肌荒れを起こし、赤いブツブツができてしまうことがあります。
正しい使い方をしていれば肌荒れが起こる可能性は低いです。この記事では除毛クリーム使用後に肌荒れが起きてしまう原因とその解決策を紹介していきます。
目次
除毛クリームで肌荒れが起こる原因てなに?

除毛(脱毛)クリームで肌トラブルが起きてしまうのは使用している商品が肌に合っていないからです。
多くの除毛クリームにはチオグリコール酸カルシウムなどのタンパク質を溶かす成分が入っています。敏感肌の人や乾燥肌の人はこういった成分が肌に合わず、炎症が起きるため肌荒れしてしまうのです。
赤いぶつぶつができるほど炎症が起きてしまったときは適切な処置をする必要があります。
めんどくさいからといって放置したり、痒いからといってかくのはよくありません。かいてしまうと炎症がひどくなったり、皮膚に傷ができてしまうことがあります。
傷跡が残ると見た目が悪くなってしまいます。
除毛クリームで肌荒れをしてしまった時の対処法

先ほどもお伝えしましたが、肌荒れを起こしてしまった場合は適切な処置をする必要があります。
肌荒れを起こしてしまった時の対処方法を紹介します。
症状がひどい場合は皮膚科に行く

痛みや痒みがひどい場合はすぐに皮膚科を受診しましょう。
放置したり、我慢したりするとさらにひどくなってしまうこともあります。特に痒みがひどい場合は寝てる間などに、無意識にかいてしまったりすることもあります。
皮膚科であれば適切な診察と薬の処方があるので安心です。無理をせず、心配なことがあればすぐに皮膚科を受診しましょう。
肌荒れを起こした部分を冷やす

保冷剤や塗らしたタオルなどを使用して、肌荒れを起こした部位を冷やしましょう。
特にひどい痒みは冷やすだけでもかなりおさまります。自宅ですぐにできる応急処置としてはかなり優秀です。試す価値はあります。
冷やして少し炎症が落ち着いたと思ったら保湿クリームや化粧水で保湿をしましょう。軽度であればこれだけで症状を改善できるかもしれません。
冷やすだけでいいなら簡単ですよね。
参考記事:小林製薬株式会社
市販の薬を塗る

肌荒れを起こした部位に炎症を抑える効果のある塗り薬をぬりましょう。炎症が軽度で、痛みや痒みがそこまでひどくない場合は市販の薬だけで大丈夫です。ただ薬の選び方にも注意が必要です。
きちんと症状にあった薬を使用する必要があります。ドラッグストアで薬剤師に症状を伝え相談し、良い薬を選んでもらうのが一番だと私は思います。
「除毛クリームで肌荒れを起こしてしまったんですけど、どんな薬が効きますか?」っていう感じですね。
薬を使用してるのに何日も治らないというときは、おとなしく皮膚科に行きましょう。
除毛クリームで肌荒れを起こさないために重要なポイント

除毛クリームは正しく使用すれば肌荒れを起こすことはかなり少ないです。肌荒れを起こさないために重要なポイントを紹介します。
敏感肌・乾燥肌の人はとくしっかり読んでおいてください。
パッチテストは必須です

除毛クリームを使用する前は必ずパッチテストを行いましょう。
使用する薬品が体に合っているか調べるテストです。
正直わざわざパッチテストをするのは面倒くさいですが、肌荒れを防ぎたいなら必須です。パッチテストのやり方は簡単です。
- 毛を処理する部位の一部に除毛クリームを塗る(少しでOK)
- 説明書どおりの時間待つ
- 水かぬるま湯で洗い流す
- 24時間以上たって肌に異常がなければOK!
パッチテストなら肌荒れが起きたとしても一部分なので症状が軽く済みます。これだけ簡単なことで肌荒れのリスクを減らせるならやっておいたほうがいいですね。
放置する時間は説明書どおりに

除毛クリームは塗った後、毛が解けるまである程度の時間放置する必要があります。この放置する時間は除毛クリームごとでバラバラなので必ず説明書の記載どおりにしましょう。
記載されている時間以上に放置すると肌荒れを起こす可能性が高くなってしまいます。特に肌が弱い人は時間に気をつけたほうがいいです。
除毛中に異常を感じたらすぐに洗い流す

除毛クリームを塗った後、肌に痛みなどの異常を感じた場合はすぐに処理を中断し、洗い流しましょう。
基本的にパッチテストで異常がなければ問題はないはずです。ですが、ごくまれにパッチテストで問題がなくても、肌荒れが起こることがあります。
何かあった場合は、除毛に必要な時間が経過していなくても洗い流して様子を見て、痛みなどが強い場合はすぐに病院に行きましょう。
そこまでひどくなければ市販の薬などで対応して、様子を見ましょう。除毛中にヒリヒリしたら我慢しないで洗い流してしまった方がよいですね。
傷がある場所に除毛クリームは塗らない

毛を処理する部分に傷がある場合はクリームが付かないようにしましょう。虫刺されなどの場所にもぬるべきではありません。
除毛クリームの刺激で傷が悪化する可能性があります。また傷口に塗ってしまうと染みてかなり痛いです。
カミソリで処理してすぐは使わない

カミソリでムダ毛を剃ってすぐに除毛クリームを使用するのはやめましょう。カミソリで毛を剃るという処理方法はどうしても刃が肌に触れてしまうため、目には見えないくらいの小さな傷がつきます。
そういった状態の時に除毛クリームを使用すると、肌荒れを起こしやすくなります。
カミソリで毛を剃った後、残ってしまった毛を除毛クリームで処理したいと考える人もいるでしょう。
最低でもカミソリの処理後から2・3日の期間をあけてから除毛クリームを使用しましょう。カミソリも除毛クリームも肌への負担を極力減らすのが重要です。
日焼け後に除毛クリームを使用するのは避ける

日焼けは肌が軽い火傷を負っている状態です。火傷を負っているような状態の皮膚に除毛クリームを塗れば肌が荒れるのは当然です。
日焼けをしてすぐに除毛クリームを使用するのは絶対にダメです。また除毛クリームで毛を処理してすぐに日焼けするのも肌に良くはありません。
除毛クリーム使用後は肌が乾燥しやすくなるため、海などに行く場合は数日前に処理をするのがおすすめです。
アフターケアは必ず行う

除毛クリームでのムダ毛の処理が問題なく完了したら、必ずアフターケアをしましょう。
除毛クリーム使用後の肌はとても乾燥しやすくなってしまいます。そのためケアをせずにいると乾燥から痒みがおきたりと肌荒れの原因になることがあります。
ですのでボディクリームやローションで肌のケアを行う必要があります。ケアに使うクリームなどはできるだけ保湿成分の多いものを使うのがおすすめです。
除毛クリームでの処理後ってとてもかゆくなります。
除毛クリームは自分の肌に合ったものを使用する

除毛クリームは自分の肌に合ったものを使用する必要があります。特に肌が弱い人は除毛効果の高い商品を選んでしまうと肌荒れを起こしやすくなります。
自分の肌が弱いと思うなら敏感肌用の商品を選んだり、保湿成分が入っているような商品を選んで使用するのがおすすめです。
ただ敏感肌用の商品だからといって肌荒れが絶対に起こらないわけではありません。どんな除毛クリームでも必ずパッチテストは行いましょう。
除毛クリームでの処理が初めてなら、とりあえず敏感肌用のものを選んでおけば安心ですね。

脱毛サロンで大人気のミュゼプラチナムの除毛クリームになります。保湿成分がたっぷり入っているから肌の弱い人でも安心して使えます。
ミュゼコスメ除毛クリームを実際に使用した記事
↓↓↓
まとめ

この記事では除毛クリームで肌荒れを起こし、赤いブツブツができてしまう原因とその対処法を紹介しました。
除毛クリームの使用で大切なのは
- パッチテスト
- 説明書どおりの使い方
- 異常があったら中断
- 傷には塗らない
- 日焼け後は避ける
- アフターケアを行う
- 除毛クリームは自分の肌に合ったものを使用
です。しっかり守って使用すれば、肌荒れのリスクなどは減らせます。
また肌荒れが起こってしまったときも放置したりせずに、市販の薬を塗ったり、皮膚科に行くなどの対応をして様子を見ましょう。
除毛クリームは正しく使用すれば、ムダ毛を綺麗に処理できる便利な商品です。